Alexa、僕はあの日夢見た僕にはまだなれていないんだ。

人生に規範を持つための10冊

2021年10月2日現在の仮説。 人生には規範があったほうが良い。 人はこう振る舞うべきだ、こういう行動パターンが己の幸福につながる、という規範を自己の中に確立することが若者のうちに努めるべきことだと思う。 (他者から求められる規範は息苦しい。反感…

幸福と読書についての仮説

ショーペンハウアーの『読書について』によれば、読書するよりも思考するべきで、もし読書するなら有限な人生の中で本当に読んだ方がいい本は本当にわずか、古典に留めるべき、ということである。(確かそうだった) これをベースにした現在の仮説は以下。 …

結局、読まないといけない本はそこまで多くないのだ。

月に平均4~5万円を書籍購入に割いている。漫画を除くと4万円ぴったりぐらいだろうか。 一冊あたり1000円だとして、月に40冊。年間500冊程度を購入している計算になる。 (Amazonのセール一回につき10-20冊ぐらい買っているからなあ) じゃあそれだけの本をし…

仕事なんて生きがいにするな

ここ数か月、本当に仕事が大変だった。 過労死ラインを簡単に超えてとにかく仕事だけをしていた。 仕事をしているか、仕事のための勉強をしているか、仕事からの疲労を取り除くために休息をするか、そのいずれかの生活をしているかだった。 寝不足とストレス…

うるっせえバーカ!!!

深夜に考え事をするとよくない。夜はだいたいネガティブになるものだし、前向きな気持ちになるものではないのだから。それでも、一度心に渦巻いたモヤモヤはなかなか晴れることなく、心の中に滞留している。 今日は、夕方に上司から心にくる指摘を受け、それ…

読書録:知的複眼思考(サイコロの展開図の作り方)

世の中には、何度も読み返し実践に移し血肉化しなければならない本がある。 知的複眼思考は、その一つであると感じる。 知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ (講談社+α文庫) 作者:苅谷 剛彦 発売日: 2002/05/20 メディア: 文庫 最近の自分の課…

庄兵衛になれるだけでも大したものである

前のエントリで、森鴎外の高瀬舟とは単純化された世界観に対する批判の物語であることを話した。 不治の病に冒され自殺を試みたが死に損なって苦しんでいる弟を、これ以上苦しめまいと手に掛けた兄。欲のない性格のこの兄(喜助)をどう裁くのが良いことなの…

庄兵衛はお奉行様の判断を、そのまま自分の判断にしようと思ったのである。(森鴎外『高瀬舟』)

高瀬舟は、単純化された世界観への批判の物語である。 流罪となった罪人を都(京都)から流刑地に運ぶのが、京都の高瀬川を下る高瀬川であった。物語は、高瀬舟の上で行われる罪人喜助と同心羽田庄兵衛の会話を通して展開される。 喜助が問われた弟殺しの罪…

「僕たちは頭がいいから」

「学歴がよく、所得が高く、いわゆる社会階層が高い集団の人達が、そうでない人達を見下す場面に遭遇して不快な思いをした」という旨のツイートを見た。そういう状況は実際にいくらでもある。それが不快で、今はツイッタランドとも距離を置いている。 一般的…

陰翳礼讃-谷崎とフェルメールと落合陽一

ダニエルピンクの本*1 によれば、集中力を高めて仕事をするには、午前にみっちり仕事をして、午後はゆっくりと休み、夕方から数時間仕事をする、というサイクルが良いようだ。また、午後には14:50頃/起床から7時間ほどたったタイミングで眠気が来て集中力が…

SHIROBAKO感想(劇場版のネタバレあり)

劇場版SHIROBAKOを見てきたので、感想。 この3-4日ほど、NetflixでSHIROBAKOを見ていて面白かったため、劇場まで足を運んでみた。幸いチャリで行ける距離の映画館で上映していたので、仕事終わりに寄ってみた。 以下、アニメシリーズと劇場版を合わせた感想…

行き場を失った青雲の志がふたたび頭をもたげている

大学時代に学生支援を行っている団体から奨学金をもらっており、奨学生のその後ということで現在の活躍を聞かせてくれと寄稿を頼まれた。 ちょうどいい機会だと思って、奨学生になる前(つまり高校時代)から奨学生時代、そして社会人になってからのこの2年…

真の名をつけ、世界から現象を切り取り問題として認識する

いま僕が直面している課題のひとつに、どうやってみんなの意識改革をするのか、そしてその改革方法が有効であるかをいかに関係者に伝えるのかというものがある。 人を巻き込みなんらかの問題解決をするためには、まずは問題提起をし問題を解決することのニー…

とにかくgiveをしていくことだけが僕の抱えている焦燥から解放してくれるのではないか

仕事をして、土日には仕事のストレスを解消し、仕事で得た金は生存と仕事の生産を維持するために消えていく。 (いまは趣味も充実してきたし友達とよくあって話しているからそこまでではないんだけど)アニメをみて平日の夜の時間はなくなり、やがてまた仕事…

自分がどのように見えているのかに気を使うということ

今日は友人と秋葉原をぶらぶらと散策していた。 秋葉原を歩いていると、寝癖がついたお兄さんたちがとても多く、同類に出会えたような安心感を覚えてしまう。(秋葉原という街にはとても魅力を感じているのだけれど、その話はまた今度) この秋葉原から万世…

デジモンラスエボ感想(ネタバレあり)

一昨日公開されたデジモンLast Evolution絆をみてきた。 このためだけに、02も全話見直しておいてよかった。 以下、つらつらと感想をかいていますが、ネタバレを堂々と書いているので気になる人は読まないでね。 本作のあらすじ デジモンの役割 彼らが夢を叶…

世界に影響を与えていくということ

上司に、「君はポテンシャルはあるのだがそれが十分に表出していない。それでは評価しきれない」というようなことを言われた。(他にも技術的なことも言われている) 帰りの地下鉄でつり革につかまりながら、そういえば俺って昔からそうだったかもな。。なん…

斜めの関係って大事だよねという話

一月前に、職場に後輩がやってきた。 研修が終わり現場配属さればかりの後輩で、2年目の先輩が一年目の彼を指導することになった。 2年目の僕は後輩が先輩に指導を受けているのを眺めているだけであったのだが、この後輩があまりキレキレな感じではなく、し…

『白銀の墟 玄の月』読後感(ネタバレ注意)

十二国記で描かれる心理描写がとても胸に沁みる、という話。 阿選麾下の友尚は、阿選が驍宗暗殺に際して友尚ではなくごろつきの烏衡を用いたことに反感を覚えていた。なぜ烏衡なのだ、と。 「友尚は阿選にそんな道に踏み込んでほしくはなかった。ゆえに加担…

(十二国記シリーズ読後感)人は自らを救うしかないし、自分が果たせる役割を果たすしかない。

小野不由美の最新刊『白銀の墟 玄の月*1』を読み終えた。 昨年10月、11月になにやら書店でたいへんに盛り上がっていることを知り、そんなに面白いなら読んでみるか、その前にアニメから入るか、と思い立ったのが11月の半ば(11/16)。アニメはあまりにおもし…

2020年は自信をつけていきたい

皆さま、あけましておめでとうございます。 2019年末に開始した当ブログ、2020年も引き続きよろしくお願いいたします。 2020年最初のエントリーは、どのようなスタンスで過ごしていこうかという話です。 自己評価を上げていきたい 現象:自己評価が低いと感…

仕事を断ることについて

最近、この仕事くそだなーと思うことがあったところにちょうどいい記事が流れてきたのでそのメモを残しておく。 キャリアサイトのTypeが、20代の仕事の断り方というテーマで編集者の箕輪氏と産業医の大室氏にインタビューをした記事。 仕事を断ることについ…

覚えておいたほうがいい数字

社会人として働き始めてからおよそ二年が経とうとしている。 その間に得たいくつかの学びの一つに、会社の経営を見る際の比較材料としていくつかの数字を覚えておいたほうがいいということは考えていた。 1. 大まかな数字(売上と経常利益) 2. 大まかな数字…

学習量を増やすということ

1. 日本人の学習量が足りないことの指摘 2. 日本社会で学習の蓄積が求められる場面があるのかという疑問 3. 専門性のある人は 4. 僕は明日からどうしよう 1. 日本人の学習量が足りないことの指摘 何年か前に見た記事をながらくブックマークしていたのだけど…

十二国記を通して独立不羈の生き様と自分の責任で自分の人生を生きるということを学ぶ。

最近は、十二国記という作品にはまっている。 11月に十数年ぶりに?シリーズの新刊が出たとのことで、数年来のファンは大盛り上がりをしていた。 書店でも大いに取り上げられていたものだから、気になっていたし、せっかくの機会だからということでまずはア…

転職を考えている。

今の仕事は決して世間の評価は悪くはないのですが、もうそろそろ潮時でやめるかもなという気持ちがあります。 もともと長く続ける気もなかったですし、タイミングの問題ではあったと思うのです。 ただ、そのタイミングがそろそろ迫っているなという気はしま…

ブログを始めます

はてなブログを始めてみることにしました。 最近、自分があるべきと考えている速さで頭が回転していないような気がしていて、アウトプットする場を設けることで頭の回転を速くするトレーニングをしようと思っているのです。 理想状態 僕が理想としている状態…